臭いがしない
鼻腔内には、臭いを感じる細胞(嗅細胞)があり、ここに臭いの成分が届き、臭いの刺激が脳に送られることにより臭いを感じることができます。鼻の病気や脳の腫瘍などの原因により、臭いが感じられなくなるのが臭覚障害です。
臭覚がないと味覚もなく、食欲もなくなってしまいます。
いやな臭いがする
いやな臭いがする原因には、さまざまなものがありますが、副鼻腔悪性腫瘍(がん)の疑いもあります。
鼻水がのどに落ちる
鼻水が咽に流れ落ちてくることを後鼻漏といいます。鼻炎や副鼻腔炎などが原因で、咽が刺激されることにより湿った咳が出るようになります。
鼻血が出る
鼻血は、鼻の入口の動脈と静脈が集まっているキーゼルバッハ部位からの出血がほとんどです。原因は、指でこすって傷がついたり、アレルギーなどによる炎症、あるいは乾燥していることなどが考えられます。